2026-05

株式・経済

KOA(6999)は「狭いモート」を持つシクリカル株か|競争優位が超過収益に結びつきにくい理由を徹底分析【2026年5月】

KOA(6999)は、抵抗器を主力とする日本の電子部品メーカーです。製品構成の約9割を抵抗器が占め、用途別では自動車向けが約半分を占めています。そのため、同社の業績は自動車の電動化や車載電子部品需要のサイクルに大きく左右されやすい構造にあり...
株式・経済

指月電機製作所(6994)を徹底分析|過去最高益・増配の裏で問われるROE改善とリレーティングの条件【2026年5月】

指月電機製作所(6994)は、フィルムコンデンサで国内首位を誇る三菱電機系の電機メーカーです。事業は、低マージンの量産型事業である「コンデンサ・モジュール」と、高マージンのソリューション型事業である「電力機器システム」という、性格の異なる2...
株式・経済

「業種知識という視点」がない財務諸表は意味を持たない|半導体・電池・バイオから見る投資の本質を徹底解説

「企業の財務分析を最も上手にできるのは、会計の専門家ではなく、その業種の実務をよく知る人だ」という言葉があります。これは、財務諸表という会計データを正しく解釈するためには、その数字が生み出される産業構造とビジネスモデルを必ず理解する必要があ...
株式・経済

フジクラ(5803)、当初は減益予想だった今期が純利益2倍超の計画へ|3度の上方修正と、それでも高値から下げた株価【2026年9月】

フジクラ(5803)が2026年8月7日の午後2時に発表した2027年3月期第1四半期(1Q)決算は、数字だけを見れば圧倒的な内容でした。売上高4,020億円(前年同期比50.1%増)、営業利益1,048億円(同155.1%増)、経常利益1...
株式・経済

2026年5月の世界経済を読む|中東情勢・AIインフラ投資・米中緊張緩和、3つの綱引きを徹底分析

2026年5月の世界経済は、「中東情勢の悪化による原油高」「AIインフラ投資の構造的拡大」「米中緊張の一部緩和」という3つの大きな力が同時に作用する、極めて複雑な局面を迎えています。KIEP(韓国対外経済政策研究院)は5月12日に、2026...
株式・経済

東京海上HD(8766)の1Qは会計上の純利益が+3.3%、修正純利益が−3.6%|二つの利益指標の明暗が分かれた理由【2026年9月】

東京海上ホールディングス(8766)が2026年8月12日に発表した2027年3月期第1四半期(1Q)決算には、方向感が対照的な二つの数字が並んでいます。会計上の利益である「親会社の所有者に帰属する四半期利益」は2,643億円で、前年同期比...
株式・経済

三菱重工業(7011)は買いか?防衛・GTCC・原子力で過去最高益、「契約負債」から読み解く投資判断【2026年5月】

三菱重工業は、防衛・宇宙、GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル発電)、原子力、航空エンジンという4つの事業軸で成長機会を取り込む、日本を代表する重工メーカーです。2026年3月期は、受注高7兆6,536億円(前期比+20%)、売上収...
株式・経済

伊藤忠商事(8001)は原油が1ドル動いても利益が0.7億円しか動かない|「非資源85%」を数字で確かめる【2026年8月】

総合商社と聞くと、資源価格の波で業績が大きく振れる企業を思い浮かべる方が多いかもしれません。実際、Daily Compassシリーズでこれまで取り上げてきた三菱商事は金属資源とLNGが最大の利益源であり、丸紅も銅の価格が業績を左右する構造で...
株式・経済

米中首脳会談と日本株への影響|4つのシナリオで見る注目セクター【2026年5月】

2026年5月14〜15日、トランプ大統領と習近平国家主席による米中首脳会談が北京で開かれました。関税、輸出管理、レアアース、台湾——複数の論点が絡み合うなか、日本株はどう反応するのでしょうか。本記事では、想定される4つの交渉シナリオを整理...